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AMD製のパワフルAPU搭載! HPの新モデルHP 245 G9をITライターが使ってみた!

AMD搭載モデル
2022/06/24更新[3038]
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HP 245 G9使い心地をITライターが徹底レビュー

HPから新モデル「HP 245 G9」が登場。同機は「ちょうどいいサイズ」の14インチディスプレイ、AMD製のパワフルAPU AMD Ryzen™ 5 5625Uを選択可能と、外出先だけでなく在宅勤務やサテライトオフィス勤務でも十分に実力を発揮しそうな実力を備えたマシンに仕上がっている。 そこで今回は、同機を実際にテレワーク用ブースに持ち込み、Web会議を疑似体験した感想をレポートする。

まずはハードウェアをチェック

新モデルHP 245 G9は、外形寸法(W)324mm×(D)225.9mm×(H)19.9mmで質量は約1.47kg。「アステロイドシルバー」の落ち着いた色合いとシンプルな外見のため、カフェや空港の待合スペースなどの外出先でも悪目立ちすることなく集中して業務にあたれそうだ。

さて、カバーを開いてみよう。画面サイズはフルHD(1920x1080ドット)、アスペクト比16:9の14インチを採用。Web会議でPDFなどのファイルを共有する場合にも十分な広さだ。キーボードはキーピッチ18.7×18.7mm、キーストローク1.5~1.7mmとモバイル機としてはかなり打ちやすい部類に感じた。また、デスクトップ機での文書作成や表計算時にはよく使用するものの、筆者が普段タッチタイプで使用することができない「home」「pg up」「pg dn」「end」などのキーが右側に集まっているところもミスタイプ軽減や入力効率向上に寄与しそう。ただしその分、普段は(個人的にストレス解消も兼ねて)勢いよく押している「Enter」キーが右端に配置されていないので好き嫌いは分かれるかもしれない。 なお、キーボード右下、カーソルキーの下にあるのは指紋認証センサーだ。顔認証でのログイン機能が登場した当時、非常に便利だと感じたものだが、時代は変わる。特に客先や社外でログインすることが多く、マスクを外す訳にもいかずにいちいちPIN入力してログインしている筆者には、マスクをしたままログインできる指紋認証機能は非常にありがたい。

続いてインターフェースを見てみよう。 右側面にはコンボステレオヘッドフォン/マイクジャック×1、USB-A 3.2(Gen 1)、HDMIポート(v1.4b)×1、ネットワークポート(RJ45)×1、電源ポート。左側面にはミニセキュリティロックスロット(Mini Saver 3 x 7mm互換)、USB Type-C®(データ転送のみ)×1。 電源ポートが右側面に配置されているのはマウスを使う際に干渉しないのかな、と多少心配になったが、後述する通りまったくの杞憂だった(そもそも最近はワイヤレスマウスが主流だった)。

APUをAMD Ryzen™ 5 5625U、AMD Ryzen 3™ 5425Uから選択可能

OSはWindows 11を採用。そしてAPUはAMD Ryzen™ 5 5625U、AMD Ryzen3™ 5425Uから選択可能。お借りしたマシンは10論理コア(4CPU+6GPU)、8MBキャッシュ、2.7~4.1GHzのAMD Ryzen™ 5 5625U搭載だったが、

日本HPのWebページ( 日本HPWebページ)によればインテル® Core™ i5-1145G7と比較してMicrosoft Excel作業で+26%、ウェブブラウジングで+17%、総合的な生産性タスクで+55%の優位性があるとのこと。これは現在のリモートワークで主流となっている業務を考えたときには非常に心強いのではないか。 また、ストレージには256 GB M.2 SSDを標準採用し、高速起動と高速動作を実現。さらにメモリは8GB(4GB×2)、16GB(8GB×2)から選択可能。業務不可に応じた構成が可能だ。

テレワーク用ブースに持ち込んで実際に使ってみた!

さて、ここまで仕様を確認してみて筆者がHP 245 G9に対して抱いた印象は、「空き時間を利用したカフェなどでの軽作業よりは、在宅やサテライトオフィス、コワーキングスペースなどでガッツリ業務に向き合うことに向いている」だった。 実際にモバイル機器には不可避な「持ち運び」に関して、十二分な堅牢さを備えていることは触ってみればすぐに理解できた。アメリカ国防総省が定めたMIL規格の13項目をパスした実績はダテではないということか。そういった点も含め、携帯性よりも業務性能を重視したバランスとなっていると感じた。 そこで今回は、リモートワークでも接することの多い「Web会議」を想定して本機をテレワーク用ブースに連れていき「ガッツリ業務」の使用感を確認してみた。 「テレワーク用ブース」と聞いて「?」な人もいらっしゃるかもしれないので一応説明しておくと、駅などに設置してある電話ボックス風のアレのことだ。

1時間1000円程度で利用でき、防音性に優れ、コンセント、Wi-Fiも完備。さらにエアコンやスマホ置きまであるとなれば、Web会議には最適と言えるだろう。今回は事務所最寄りのJR駅にあった「TELECUBE」を利用してみた。

入室してみると意外に広い。14インチディスプレイを備えたHP 245 G9を置いても、余裕でクッション的なアームレストを置いてキーボードを打てる奥行き。コンセントが中央付近にあるので、電源ポートが右側面にある同機には余裕の取り回しだ(もっと賢いやり方もあった気もするが)。

Wi-Fiの通信速度を測定してみると、上り10Mbps、下り30Mbps前後。Microsoft Teamsの推奨ビットレートが上り約2.5Mbps、下り約4Mbpsだから、同機の性能を存分に活かした会議が可能だ。 実際の会議ではデスク右側の空いた部分に紙の資料を広げてボールペンで書き込みつつ(我ながら昭和だ)、画面上ではPDFなどジジイには辛いレベルの小さな字の資料や動画を共有しながら、時にはWeb検索や簡単な処理なども並行して行うわけだが、AMD製のパワフルAPU AMD Ryzen™ 5 5625Uのおかげか、CPU使用率は10~20%、メモリ使用率は40%~50%といったところだった。さらに送信側、受信側双方のノイズを軽減し、マスクをしていても声がこもらずはっきり聞こえる「HP AI-based noise reduction 2.06」、視覚的なノイズを軽減し画像をはっきりさせる「テンポラルノイズリダクション」も搭載。

ソフトウェア面でのWeb会議支援体制も効いているようだった。 予約時間の5分前にアラームが鳴りしぶしぶ退散したが、会議後も業務続けたほどかなり居心地は良かった。自宅で家族に気を遣いながら、家族は家族でこちらに気を遣いながら会議に参加するよりは、思い切ってHP 245 G9を外に持ち出して利用するのも良いかもしれないと思ったくらいだ。

ところで・・・詳細を書けないことが残念だが、このマシンの強みは「コストパフォーマンス」にもある。スペックの話ばかりで辟易した、という方にはぜひ価格を確認して欲しい。必ずやビックリすることだろう。

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執筆者情報

テクニカルライター 佐藤英之 1972年生まれ。雑誌編集者を経て、マニュアルライター・テクニカルライターに転身。 現在はWebを中心に技術記事 やインタビュー記事を執筆。 専門分野はIT機器、ネットワークなど。